成人を祝う集い

「障害者の成人を祝うつどい」の歴史は、１９７３年（昭和４８年）１月に桜木町ゴールデンセンターで第１回が行われたことに始まります。従業員の成人式に障害者の成人を招待して共に祝いましょうと誘われたのがきっかけで、当時の横浜市在宅障害者援護協会（在援協、現在の障害者支援センター）の呼び掛けで肢体不自由児父母の会の会員の参加がありました。

１９８２年（昭和５７年）の第１０回までは桜木町ゴールデンセンターで行われ、その後は在援協の支援を受けながら障害者の種別を問わず共に祝う目的で心身障害児者の団体で実行委員会を立ち上げ、独自の行事になりました。その後、１９９１年（平成３年）に守る会連盟の行事となり会場も横浜あゆみ荘へと移りましたが、１９９３年（平成５年）に参加者の増加に伴い会場を横浜あゆみ荘からスペースの広い横浜ラポールへと移すことになり、その時より１部にシアターで式典、２部にサブアリーナにてアトラクション～祝賀会という構成で開催をされることになりました。

それから２２年後の２０１５年（平成２７年）より参加者も２００名へと迫る中で、会場を横浜ラポールのシアターから更に広いメインアリーナへと移すこととなりました。

そして・・・今年の２０１６年（平成２８年）の第４４回の「障害者の成人を祝うつどい」では、横浜市長をはじめたくさんの来賓の方々に見守られる中で、遂に２００名を超える２１５名の参加者で盛大に開催することができました。すでに２０１７年（平成２９年）の第４５回の「障害者の成人を祝うつどい」へ向けて連盟では実行委員会を立ち上げています。第４５回でもたくさんの新成人の方々の笑顔に会えるのが今から楽しみです。

最後に、連盟も３０年という節目を迎え、新たな１０年、２０年へ向けてのスタートを切りました。この伝統ある行事も４５回・・５０回・・６０回と新たな歴史を刻んでいければと思います。その１ページに少しでも自らが関われるように、皆さんと共に協力させていただきたいと思います。

成人を祝う集い開催状況